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お中元の決まり

友人から、お中元に山形のお土産に「じんだん饅頭」を貰った。“じんだん”というのは、枝豆をすり潰して餉にしたもので、山形では、この“じんだん”をお餅や団子につけて食べるのが習慣だそうだ。じんだん本舗の「じんだん饅頭」は、贅沢な一品である。「食べる時にせいろで蒸すと、さらにおいしくなるから」という友人のアドバイスの通りにしてみると、ふかふかの饅頭になった。熱いので、ふーふーしながら、ふたつに割ると、中から綺麗な緑色の“じんだん”が出てくる。一口食べただけで、私は「じんだん饅頭」の大ファンになってしまった。豆本来の自然な甘さとそれを包む薄皮のバランスが絶妙なのだ。少し濃いめに庵れた煎茶の苫みによく合う。“類は友を呼ぶ”と言うが、私のその友人は、映画や音楽だけでなく、お土産の選び方まで、私と似ている。私も山形へ行っていたら、間違いいなく、この「じんだん饉頭」をお土産にしていただろうから。じんだん饅頭を来年のお中元は贈ろうかな。